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最近の内視鏡手術(ESD)について 


西宮市高座町にある「内科・消化器内科ますだクリニック」です。

最近あまり話題にしていませんでしたが、内視鏡手術(ESD)も引き続き行っております。(総合病院へ出張して)

最近の症例についてご紹介しようと思います。

※以下に内視鏡画像が表示されます。苦手な方は閲覧をご注意下さい。

 

 

まず、早期胃がんの治療です。

中心の部分に癌が認められます。

 

ここを切りますよーと目印(マーキング)を付けて、その部分をメスで切開していきます。(全周切開)

 

粘膜下層という粘膜の下の部分を切り取っていき、胃癌を丸ごと切除します。

 

 

こんな感じできれいに取れました。

 

 

続いて食道がんです。

腫瘍の位置が少し分かりにくい病変でしたが、同じようにマーキングして切開していきます。

 

かなり大きな病変だったので、少しずつ切除し、一括で切除しました。

 

 

食道の半周を越えると極端に難しくなりますが、きれいに切除できています。

 

 

最後に大腸がんです。

これは境界が分かりやすいので、マーキングせずそのまま切っています。

 

 

病変が大きいため傷は大きくなったのですが、クリップで完全に閉じてしまいました。
これをしておくと術後の出血や遅発性穿孔(時間が経ってから穴が開く)を防ぐことができます。

 

内視鏡手術(ESD)は画像ではあまり伝わってきませんが、かなり高度な技術を要します。

内視鏡専門医であっても、ESDに対応できる技術を持ったドクターは一部に限られます。
クリニックではなおさらの事、内視鏡専門を売りにしていてもこういった技術を持っているところはほとんどありません。
もちろん技術だけではだめで、病変が見つかった時に適切な評価が出来ていなければ紹介先でも困ることになります。

今もなお総合病院の内視鏡センターで治療に関わっており、技術も知識も常にアップデートしています。

胃カメラ、大腸カメラは当院にお任せ下さい!
内視鏡検査、治療のスペシャリストである院長がご対応します。