初めまして。ますだクリニック院長の増田 与也(ますだ よしや)です。
当院はコロナ禍の2020年4月1日に開院しました。開院後すぐに緊急事態宣言が発出され、日本全体が大変な状況となりました。症状のある患者さんも病院へ行くことをためらい、受診したくても受診できないという方が多かったようです。当院を受診される患者さんも本当にぎりぎりまでお家で我慢されていた方も多く、受診時にはすぐに入院や手術が必要な方がおられました。そんな状況下でのスタートとなりましたが、患者さんに真摯に向き合い、患者さんに寄り添った診療を提供できるように日々努力しております。
当院では患者さんのお話をしっかり聞き、きちんとした医学的根拠に基づいて診断・治療を行います。患者さんの不安を解決するために必要な検査を適切に行い、責任をもって対応します。
どんな小さな悩みであっても受診をためらったり、恥ずかしがったりする必要はありません。どんなことでも気軽にご相談下さい。
以下は私の簡単な自己紹介です。
生い立ち
私は滋賀県近江八幡市出身で、子供の頃から大自然に囲まれて育ちました。滋賀の面積の約1/6は琵琶湖が占めていますので、釣りやキャンプをしたり、遠泳や琵琶湖一周サイクリングをしたりと、ことあるごとに琵琶湖で遊んでいました。子供の頃はやんちゃ坊主でしたが人懐っこい性格で、人と関わり人のために何かをすることがとても好きでした。
医師になったきっかけ
小学校の頃はサッカー少年でしたが中学校からはクラシック音楽の魅力にはまり、トランペットを始め、高校卒業まではプロの音楽家を目指していました。
しかし当時のトランペットの師匠から「音楽で食べていけるのは一握りの人だからやめておけ。」と言われ音楽の道を諦めます。その時初めて自分のやりたい仕事について考えるようになりましたが、しばらくして兄が医学部へ進学しました。私は医者家系ではなかったので医師のキャリアについて正直よくわかっておらず、とにかく過酷で大変というイメージが強かったのですが、兄の話を聞いていると人のために働きたいという自分の考えにぴったりの仕事だと思い医師を志すようになりました。今でも自分には医師がぴったりの職業で、医師になってよかったなと実感しています。
医師になってから
医師になって最初の2年間は厚生労働省の定めた臨床研修制度によって外科や救急診療科、小児科、皮膚科、精神科などあらゆる診療科での研修を行いました。
そして研修を終了したのちは大阪大学消化器内科学講座に入局し内科、消化器内科を専門として診療を行い、特に胃癌や大腸癌の内視鏡手術やクローン病といった炎症性腸疾患については研究・発表も行ってきました。
もっと身近で医療を行いたい
病院勤務を続けるうちにもっと患者さんと近い距離で診察を行うことで地域の健康に貢献したいと思うようになり、人と関わり人の為に働きたいという自分の信念のもと、より患者さんに近い距離で医療を提供する事の出来るクリニックを作ることを決意しました。
その後は総合病院消化器内科の特任部長として内視鏡手術・指導を行う傍ら、総合内科外来や小児科クリニックなどでも勤務を重ね様々な疾患へ対応できるよう経験を積んできました。
地域に必要とされるクリニックへ
最近は医師の専門化が進んでいますが、なんでも相談できるホームドクターというものが必要になると感じています。
なんでも気軽に相談できるホームドクターとして皆様の健康に貢献したいと思います。また消化器病専門医として高度な技術と知識を生かした診療・治療を提供します。お子さんから大人の方まで全ての方がどんな事でも安心して受診できるクリニックでありたいと思います。