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神戸新聞の取材について ~受診控えによる健康リスク~


西宮市高座町にある「内科・消化器内科 ますだクリニック」です。

当院で行っている取り組みが神戸新聞の取材を受けました。(12/5  3面記事)

新型コロナウイルスの影響で医療機関への受診控えが深刻であると感じ、様々な取り組みを行ってきました。特に全国的な内視鏡検査数の減少が顕著であり、記事を通して少しでも病気で苦しむ方やご家族を減らすことが出来ればと思い、受診控えによって病気が増える可能性がある事、医療機関の実情についての情報提供を行いました。その中の一つであるLineでの相談が紹介されています。

メッセージアプリのLineは今では幅広い年代で多くの方が利用されており、非常に簡単にメッセージをやり取りする事ができます。当院では開院当初よりLineでの相談窓口を設けており受診相談や来院予約などの対応を行ってきましたが、直接つながって安心しましたというお声を沢山頂いております。(メッセージを頂くタイミングによってはお返事が遅くなりすみません。。)

記事にも記載がありますが、こういった取り組みを行っているのは受診控えによって本来発見されるべき病気が発見されなかったり、手遅れになってしまうことを非常に危惧しているからです。私が内視鏡手術を行っている病院(年間数千例とやっているところです)では今年の3月~11月までで前年度比3割程度内視鏡検査数の減少がありました。胃癌や大腸癌で亡くなられる方は年間15万人を越えますが、もちろん内視鏡検査によって治療が可能な段階で発見され完治する方も沢山おられます。全国で内視鏡検査が3割減少したとすると一体どれだけ癌の発見が遅れるのか、とても恐ろしくなります。

内視鏡検査で癌が発見される確率が1~4%程度で、例えば昨年の検査数が100万件で今年が70万件とすると、約1万人の方が癌の発見が遅れる可能性があります。この状態が長く続くと癌での死者数がどんどん増えていく事になります。
当院ではこういったコロナ禍でも内視鏡検査の啓発を行っており、幸い早い段階で癌が発見された方が沢山おられます。たまたま検査を受けて見つかったというケースもあります。

胃癌や大腸癌は発見の遅れがその後の経過に大きく関わります。数か月発見が早かったために助かる命もあります。自分だけは大丈夫と安心せず、少しでも気になる症状がある場合はすぐに相談して下さい。