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西宮市高座町にある「内科・消化器内科 ますだクリニック」です。
2020年4月の開院より1年が経過しました。後日細かなデータを提示する予定ですが、
この1年間で710件の内視鏡検査を行いました。
大腸内視鏡検査の深部到達率は100%、合併症(穿孔)は0でした。
苦痛なく、高精度の検査を受けることが出来ると大変好評を頂いておりますが。
更に患者さんの負担を軽減するべく、新しい内視鏡を導入しました。
2020年6月に発売されたFUJIFILMの「EC-L600XP7/L」です。
兵庫県で導入しているのは当院のみです。
内視鏡径が9.3mmと非常に細く、体の小さい方や手術を受けて腸に癒着がある場合、
お子さんの検査などの際、挿入が非常に容易になります。
もともと通常の内視鏡でも100%深部へ到達出来ているため
必要のない内視鏡のように思われるかもしれませんが、
細いところを通過するときも腸の粘膜にほとんど負担をかけないため、
結果的に患者さんへの負担が軽減されると考えています。
これまでの内視鏡でも苦痛なく検査を行ってきましたが、
更に少しでも負担を軽減するべく導入を決めました。
実際に使用した感じは、ほとんど腸に影響を及ぼすことなく、
するするっと滑り込んで入っていくイメージです。
取り扱いが難しいため誰でも使いこなせるわけでありませんが、
現在メインで選択している浸水法との相性が非常によく、
より安全に、負担の無い検査を実現できていると感じています。
既存の内視鏡との比較。かなり細いです。
これからも「苦痛の無い検査」「高精度の検査」を提供できるよう常に努力していきたいと思っています。
大腸カメラを他院で受けて痛い思いをした、奥まで入らなかったといった方も是非当院にご相談下さい。